ハーバルカラーをされるお客様へ
 
①髪を明るくすることはできません
植物には色素を壊して、髪の色を抜くことはできないからです。
そのため薬品によるタンパク質の損傷がないため、髪や頭皮がダメージを受けることはありません。
②カラー剤のように色を選べません
ヘナの色素はオレンジ、インディゴの色素はブルー。
お互いの補色の関係であり、ブレンドすることでブラウンを表現することが可能です。自然の織り成す色味は、優しく髪や肌に馴染みます。
お客様のお悩みに合わせてハーブを調合していきます。
③染まり上がりに時間がかかる
ヘナやインディゴ色素が毛髪内に浸透するには、水膨潤が欠かせません。その為、通常のカラーよりも色素の定着に時間が必要になります。
しかしその時間は、頭皮の毛細血管を通して、ヘナの成分を体内に取り込む時間となり、とてもリラックスした心地の良い時間になります
④自然界にある天然の植物のみで染めるため、個人によって染まり具合が異なります
ヘナやインディゴの作用は気温や湿度、またその方の持っている色素、
体調によっても変化します
風邪、熱があるなどの体調不良の時や、妊娠初期、生理中の方は施術をお控えください。
⑤一度で完璧な結果を求めることはできません。
ヘナやインディゴでのカラーは、繰り返し色素を重ねていくことで、より色味や質感の変化を感じられます。
はじめてヘナをされる方はぜひ、３週間に１度、３回続けてみるのがおすすめです。髪の質感の変化をしっかり感じられます。
⑥ヘナやインディゴのハーブが髪に定着・発色するには４８時間かかります
特にインディゴの色素ははじめは薄く、発色するため、鶯色のような淡い緑になります。
数日間は湯シャン、ハーバルカラーに合ったシャンプーの使用がおすすめです。
⑦ハーバルカラーの後の数日間は、タオルや枕に色落ちする場合があります。
濡れた髪や、汗をかいた際にはご注意ください。
白いタオルや、洋服は色が定着するまではお控えいただくことをおすすめします。
⑧インディゴの配合の施術後、完全ドライ、高温でのブローやアイロン仕上げなどはインディゴの変色を招きます。
サロンでは低温ドライヤーでお仕上げしております。
帰宅後に再度湯シャンで水分を加え、自然乾燥することで、さらに発色を得られます。